日進市政 一部市議と癒着明らかに 配慮に欠ける点とは何だったか
全ては平成十七年十二月の日進市議会での市幹部の応答からはじまった。「公平性、透明性に関しましてこれまでは担当としての判断で事業を行ってきましたが、市全体としましては配慮に欠けている点もあると考えます…」。これは日進市共催イベントの公平性、透明性を問う市議会質疑に対する回答だ。
「配慮に欠ける点」とは何か。調査の結果、驚くべき事実が――。
質疑は編集長をすげ替えるためだったのか
「公平性、透明性に問題がある共催イベント」「配慮に欠ける点」とは何か、本紙は日進市役所に文書公開を求めるなどして調査を開始した。
「公平性、透明性に問題がある共催イベント」として回答があったのは、全国紙である有名な新聞社と共催の書き初め、季節の菓子作り、交通安全の啓発、ハロウィーン、クリスマスと意外なものだった。なぜこれが問題なのか。
一方、「配慮に欠ける点」に関する文書は「不存在」との回答だ。「配慮に欠ける点」が説明できないにもかかわらず「公平性、透明性を確保できるよう、検討する」とはどういうことなのか。議員の質疑の意図は何なのか。そこで質疑の与えた影響を調査。分かったことは、編集長が差し替えられたという事実だ。調査結果は次のとおりだ。
都合のよいイエスマンを編集長に
日進市議会で広報の編集に疑問を呈する質疑をしたのは、ある女性議員。この質疑があった後の昨年春に編集者の異動があった。現編集者は市長が周囲の反対を押し切り抜擢したのだ。女性議員は与党として市長に働きかけた可能性が高い。
〇五年十二月議会の場で、女性議員が投じた質疑は「行政の公平性」。一部新聞社が市の事業を共催する相手として「公平なのか、透明性は確保されているか」などを問う内容だった。一部新聞社というのは、全国紙の新聞社である。
しかし、調査したところ、この新聞社は実に社会に貢献しているではないか。新聞、広報誌の記事によると、〇五年度まで愛知警察署に働きかけて防犯運動、交通安全運動、子どもの健全育成のために各種イベントを開催している。
新聞社を宣伝するようなものでもなく、我々市民から見ても偏っていない。
新聞社は公平中立、透明だ。
それにも関わらず、この女性議員はこの新聞社を攻撃している。質疑の狙いは何なのか。編集長差し替えのための質疑としか思えない。
日進市の広報誌を変えたのは誰だ
日進市の広報誌がどうやら一部の市議会議員に牛耳られている。牛耳っているのは女性議員が所属するある会派。この会派の活動を優先的に「広報にっしん」に掲載させているのだ。
市民参加のボランティア会合の記事では、女性議員が中央に写った写真を掲載(二〇〇六年一月一日号十八頁)したり、「これからは少子化対策が大切」「多重債務に悩む人々のために」と議会で発言した直後、「少子化対策」「多重債務問題」を特集したり。あまりにもタイミングが良すぎるのだ。
〇六年度に入り、それまで盛んだった保育園や小中学生のニュースがめっきり減り、それに代わり、女性議員のひいきの、ある子育て支援グループの活躍が頻繁に掲載されるようになった。この団体の活動にけちをつけるつもりはない。すばらしい活動をしている団体である。ただ問題なのはこの団体に偏っているということだ。広報誌の記事が変わったのは現編集長の影響が大きい。女性議員とのつながりの強さも明らかだ。
潰された共催イベント
日進市は一部新聞社の社会貢献に応えてか、書き初め、季節の菓子作り、交通安全の啓発、ハロウィーン、クリスマスなどと、子供たちが楽しめる事業を何度も共催していた。新聞、広報誌でも紹介されている。しかし、どうしたことか、最近は姿、形を消した。
無くなったのか。
女性議員はこうした日進市の共催事業に絡むに問題について、〇四年度、〇五年度と二年がかりで厳しく追及した。
これに対し市は「公平性、透明性に関しましては、これまでは担当としての判断で事業を行ってきましたが、市全体としましては配慮に欠けている点もあると考えますので、市全体から見て公平性、透明性を確保できるよう、検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(平成十七年十二月日進市議会定例会(第四回)-十二月五日-〇二号)」と、答弁。この後の人事異動で編集長が替わったことから、「編集長を変えるための質疑」だったようにも取れる。
果たして「市全体としまして配慮に欠ける点」が本当にあったのか。
ただ一つ言えるのは、この質疑があった直後に編集長が代わり、イベントが無くなった。この事実に対して、市はノーコメント。一部議員の権力が、子供たちの夢や楽しみを奪ったのである。そればかりではない。女性議員が問題視しているイベントは新聞社とのイベントだけでなく警察とのイベントも含まれている。警察との関係が深い「許さん!街頭犯罪」のコーナーも三月一日号で最終回となった。「反権力」的な意図も見え隠れする。
広報誌を公平・中立なものとするために
このままの日進市でよいか。皆様はこの知られざる真実をどう受け取られるか。本紙は、一部議員との「癒着」によって侵された日進市政を公平中立で透明なものに戻すため、情報の収集や調査を続けます。
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