2007年7月23日月曜日

共催依頼がないから?

 ~新聞社に責任転嫁~
 6月になって日進市議会3月定例会の議事録がインターネットで公開され、ある議員が「市長の公平中立及び規律の考え方」について質疑をしていることを知りました。
 新聞社などとの共催事業について市長は、「本年度は共催依頼がありませんので、実施はいたしておりません。」と答弁しています。
 これには疑問を感じます。平成18年4月4日付け「広報担当と新聞社(記者)との関係について」という編集長作成の文書によると、編集長は、ある会派に対して「自治体の広報担当も言ってみればマスメディアの一端を担う同業者と思っている。この同業者同士がタイアップする場合は、『共同声明』というものしか考えられない。新聞社を含め企業が市と共催するのであれば、その事業を行うのにふさわしい部署が判断すべきことと考える。私としては、今後そのようなことをするつもりはない。」と説明していることから、新聞社との共催イベントが無くなったのは編集長が断ったからではないでしょうか。市長の答弁は、新聞社に責任転嫁をしているように感じます。
 詳細は【平成19年3月定例会(第1回)-03月06日-04号】P.197~214をご覧ください。

平成19年3月6日 日進市議会◆19番(○○議員):議長の許可がございましたので、質問をさせていただきます。
 昨年9月に起きました宮崎県の官製談合事件は、職員の逮捕、知事の辞職逮捕、そして出直し選挙、無所属新人が当選と話題が続いております。当選した知事は、しがらみのなさや宮崎を変えるを県民に訴え、その期待感から圧倒的な票を得ました。この結果は、自治体の長に対して有権者の求めるものを示しています。
 ちなみに、しがらみとは、まとわりつくもの、関係を絶ちがたいものと辞書にあります。そういうものがあっては、やがていろいろな問題を起こすということです。
 そこで、(1)市長の公平中立及び規律の考え方についてお聞きします。
 1 日進生誕100周年記念補助事業「LOVE NISSIN フェスティバル」は、公平中立の点で問題はなかったか。・・(省略)・・

 2 新聞社など共催事業の開催はどうですか。今までの共催事業はどのように決定してきましたか。これまで行われてきた共催事業で、なくなったものはありますか。そういうものがあれば、市民からの反響はなかったでしょうか。

 3 広報紙及びホームページ等は公平中立でしょうか。第三者機関で公共の情報として審査していますか。これまでに、記事や写真の掲載に関して口きき的行為はありましたか。いろいろな働きかけの記録はとっていますか。

 4 そのほか、市職員状況はどうでしょうか。いつも公平中立的職務に当たっていますか。職務中の公私の規律は守られていますか。
 また、職員の健康面についてもお聞きしますが、ほかの議員の方の質問では、メンタル病について答弁がありました。その原因で職場の問題点はありませんか。

 これらの質問内容は、市職員個人、または全体に対して行っていますが、罪を憎んで人を憎まずの言葉どおり、個人や職員を非難するために行っているのではありません。また、活動や考え方は善意であると信じています。しかし、客観的な見地に立てば問題点がはっきりしてくるのです。市民からも、第三者機関からも、誤解のないようにすることが大切です。批判からは何も生まれないことも知っています。問題点を指摘して、是正されて、市職員の規律が守られれば、職員相互によい影響を与え、ひいては市全体の体制がよくなり、市民にも喜ばれる結果となります。そういう認識を持っていただき、御答弁をお願いいたします。

◎市長:それでは、(1)の1について答弁をさせていただきます。
 1 まず、日進生誕100周年記念補助事業の「LOVE NISSIN フェスティバル」についてということでございますが、・・(省略)・・

 市長の公平中立及び規律の考え方についてということでございまして、2、3とあります。
 まず、新聞社などの共催事業に関する御質問でございます。これについてお答えをさせていただきます。
 新聞社と共催事業の実績というものが、平成15年度が8回、16年度が3回、17年度は4回あります。本年度は共催依頼がありませんので、実施はいたしておりません。
 また、共催の相手方があって成り立つ事業でありますので、行政単独で行うか否かの検討はしておりません。
 なお、現在のところ、実施していないことに対して市民から特別な反応というものも伺っておりません。
 共催事業とは、主催者の一人となって事業を行うものでありまして、民間の団体等が行う地方自治や教育、文化、福祉など、そういったものに貢献をする事業に市の名義のみを貸す後援事業とは基本的には異なっております。そのために、行政として実施すべきか否かにつきましては熟考する必要がございます。現在、共催依頼があった場合は、その都度決裁において実施を決定いたしておりますが、今後その決定に際しましては、公共性及び公平性、透明性が確保できる審査要領等について検討していきたいと考えております。

 次に、3つ目の広報紙やホームページなどの公共情報の審査に関する御質問についてお答えをさせていただきます。・・(省略)・・

 市長の公平中立及び規律の考え方の4番目、そのほかの職員の状況はどうかということでお答えさせていただきます。・・(省略)・・

 次に、職員の就業状況ということで、メンタルヘルス対策についてのお尋ねでございますが、・・(省略)・・

◆19番(○○議員):共催イベントについてお聞きしますけれども、昨年度実施されました共催イベントのそれぞれ内容とか参加人数、市と新聞社の予算内訳などを教えてください。
◎市長公室長:共催イベントの実績についてのお尋ねでございますが、昨年度に実施されたものにつきましては新聞社の予算でございます。まことに申しわけございません。市では把握はしておりませんので、よろしくお願いいたします。
◆19番(○○議員):内容とか参加人数。共催しているわけですから、当然記録としてありますよね。いかがでしょうか。
◎市長公室長:今御答弁申し上げましたように、市では把握はしておりませんので、よろしくお願いいたします。
◆19番(○○議員):答弁もありましたが、共催ですから、ともに主催というふうに私は考えるんですが、そういったものに関して記録がないということですか。それはちょっと、予算を使わなかったから記録をしていないということでしょうか。
◎市長公室長:申しわけございません。市の共催ということで、新聞社の方の予算でということを認識しておりますけれども、詳細について手元に資料がございませんので、後ほど答弁させていただきます。
○副議長:ただいまより暫時休憩します。
             午前11時28分 休憩
         -----------------
             午前11時40分 再開
○副議長:会議を再開します。
 再質問に対する答弁を行っていただきます。
 答弁者、市長公室長。
◎市長公室長:貴重な時間をいただきまして、大変申しわけございませんでした。
 共催イベントにつきましての実績でございます。平成17年度は5回ございまして、御紹介させていただきます。防犯交通安全ポスター書道コンクールが参加人数約20名、夏休み切手教室21名、みんなでハッピーハロウィンパーティ約80名、サンタと遊ぶクリスマスの夕べ約60名、新春書き初め大会約30名の実績が17年度でございました。
 以上でございます。
◆19番(○○議員):そういう実績があった共催イベントですが、先ほどの話ですと、相手から今回何も言ってこないよということで中止したということなんですが、ちょっとそれでは無責任じゃないかなという気がしますし、予算も使わずに行われた事業でそれだけ参加者がいるということは、市民にも喜んでいただいたということを考えると非常にいいイベントではなかったかと思うんですが、市長は見てみえますから、市長どうですか。どう思われますか。
◎市長公室長:市長という御指名でございますが、無責任ではないかと、相手から何も言ってこないからということでございますが、先ほど市長が答弁したとおり、共催事業は相手があってのそういう事業でございます。相手があって成り立ってという事業でございます。特にそういうことで検討もしてきませんでしたけれども、無責任ではないかという御指摘でございますので、一度その辺を検証させていただきたいと思います。
 以上でございます。
◆19番(○○議員):検証といっても、今年度はやっていないわけですから、やはりイベントとして楽しんでみえた方がいたという今の実績であれば、検討ということじゃなくて、本当は継続していただきたかったというところでございますが、検討して来年度そういうことをやっていただけるのかどうか、その辺はいかがですか。
◎市長公室長:何度も申し上げておりますが、相手があって成り立つ事業でございますので、来年のことを申し上げることはできませんが、過去のものについて検証はさせていただき、その共催事業というもののあり方についても十分検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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