荒廃する日進市政 モラル問われる市長ブレーン 公用パソコン不正使用 女性職員に責任転嫁
市役所幹部が勤務中に公用パソコンを使用して自らが参加する音楽バンドのインターネット掲示板に書き込みをしていた事件で、この幹部が市長のブレーンであったことから口頭注意で終わってしまった。そのためこの幹部は反省の様子がないばかりか新たな事件を起こした。市民に説明もなく日本一に輝いたにっしんテレビを月一回に減らしたり、公務上の失敗の責任を部下の女性職員に押しつけ、不明朗な会計処理をさせたのだ。市長の責任も問われている。
公用パソコン不正利用
発覚したのは、〇六年十二月。ある音楽バンドのホームページの掲示板に、返信用メールアドレスが・・・@nisshin.lg.jp(・・・部分は伏せさせていただきます)という書き込みがあることを本紙が発見した。「lg」というのはローカル・ガバメント=地方自治体を表している。しかも書き込み日時が勤務中と思われるものもあった。日進市に情報公開を請求するなどして調査したところ、この電子メールアドレスは、なんと市役所幹部である広報にっしんの編集長のものと一致したのだ。
掲示板に編集長は「みやっち」という筆名で、〇五年九月から登場。一年間で少なくとも二十四回の書き込みを繰り返した。掲示板の画面にある封筒の絵柄を押すと、自動的にこの職員宛てにメールを送信する画面へ展開するようになっていた。本紙はこの事実を日進市役所に通告。日進市役所の調査によると、編集長は公用パソコンを使用して掲示板に書き込んでいたという。また、平日の勤務時間中だけでなく、休日にも超過勤務をして書き込んでおり、編集長は「書き込んだのは休息時間中だった」と弁解していることが情報公開で明らかとなった。
市長の口頭注意処分に
市長は編集長を口頭注意処分とした。職務に専念する義務に違反しているにも関わらず懲戒処分にせずに軽い処分としたことに対して別の幹部が「市長の信頼するブレーンだから」と説明してくれた。反省しているのであれば納得もできるが、反省の様子はない。
その一例として編集長は、コンクールで日本一に輝いたにっしんテレビの契約を月一回に減らしたのだ。視聴者たる市民に説明がない。市民を軽視、冒涜している。
責任転嫁 女性職員が被害
職員が編集長からパワーハラスメント(いじめ)を受け今年四月、印刷業者に対して〝自腹〟で現金十数万円を支払ったことが明らかとなった。別の幹部や市議らの証言によると、製版段階になって校正ミスを発見、刷り直したことから追加の料金が生じた。ところが、編集長は自らの校正ミスを認めず、業者からの請求に速やかに応じなかった。しかたなく女性職員が責任を取って自腹で支払ったと言う。「ミスがあったとしても一人の女性職員だけに責任を押し付けるのは、組織としてあるまじき行為」と、幹部らは厳しい表情。このほか、編集長の下で働いた別の男性職員は昨年秋から今年三月まで、体調を崩して休んだ。
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